"一晩で46センチ"今シーズン一番のドカ雪に…春から冬に逆戻りに「うんざり」 3連休初日は札幌市民雪かきからスタート 北海道

春のような陽気から一転、あっという間に冬に逆戻りです。北海道札幌市は2月22日から23日午後5時までの48時間で46センチの雪が降り、この冬一番の大雪になりました。市民からは悲鳴ともとれる声があがっています。「対向車が来ましたが道が細く、どちらかが止まらないと先に進めない状態です」(鎌田 祐輔 記者)ドカ雪に見舞われた札幌。22日から降った雪の量は、46センチ(23日午後5時)とこの冬一番の大雪になりました。

除雪に追われる人の姿が多く見られた

道内は22日から石狩や後志地方に集中して雪雲が流れ込み、札幌のほか小樽市や恵庭市でも40センチ以上の大雪になっています。住宅街では朝早くから除雪に追われる人の姿が多く見られました。「もううんざりですね。せっかく暖かくなって解けたと思ったのに」(札幌市民)「(前日から)30センチくらいですね。しょうがない、札幌に住んでいる限りは」(札幌市民)今週月曜日の19日、札幌では2月の高温記録となる13.9℃を観測するなど雪解けが進みましたが、再び真冬の景色に逆戻りしました。

減少傾向から再び積雪が急増

札幌の積雪は、2月11日に今シーズン一番の94センチを観測しましたがその後は急激に解け、21日は52センチとなっていました。しかし、この大雪で再び積雪が急増。23日午前2時には93センチとなり、平年を16センチ上回りました。24日朝にかけて降る雪の量は、石狩北部・中部と後志北部で最大30センチ、石狩南部などで20センチの予想で、大雪による交通障害に注意が必要です。

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