韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は23日、準決勝が行われ、日本女子は香港と対戦。2－0でリードを広げている。
◆日本女子が中国との決勝へ 世界卓球2024 団体戦 試合結果速報、日程・放送予定・ライブ配信・出場選手・グループ組み合わせ
■大黒柱が役割を果たす
中国がフランスを下しており、ライバルとの決勝を見据える日本女子。張本美和、早田ひな、平野美宇を準決勝で起用した。
1番手の張本美は杜凱琹相手に2ゲーム失う苦しい展開を大逆転で勝利した。
2番手の早田ひなは平野と並び全試合出場。朱成竹相手に第1ゲームは拮抗した展開が続き、デュースにもつれ込んだ展開を14－12でものにする。第2ゲームはラリー戦のなかでもフォア、バックに緩急も織り交ぜた多彩な攻めで11－3で圧倒する。
第3ゲームは朱成竹に序盤ポイントを重ねられるが、ラリーでの強さは変わらず。7－6で相手のタイムアウトとなった後も集中が切れないエースは10－7で迎えたマッチポイントでの難しいラリーを制しストレート勝ちした。
日本は3番手に平野が出場。中国との決勝へ向けて王手をかけた形となった。
◆日本女子が中国との決勝へ 世界卓球2024 団体戦 試合結果速報、日程・放送予定・ライブ配信・出場選手・グループ組み合わせ
◆“五輪トリオ”が香港撃破を振り返る 平野美宇は伊藤美誠“監督”に感謝、早田ひなは張本美和に脱帽「人間じゃない」
◆伊藤美誠、出番なしもベンチで目立った献身性 張本美和は0－2からの大逆転、黄金世代の勝利にも貢献
（Y.Imoto／SPREAD編集部）
