守備の要2選手が離脱のレアル、ウニオンDFのレンタルを検討していた?

ディオゴ・レイテ 写真:Getty Images

レアル・マドリード(スペイン1部)が、ウニオン・ベルリン(ドイツ1部)に所属するポルトガル代表DFディオゴ・レイテ(25)の獲得を検討していたようだ。スペイン『アス』が伝えた。

今季開幕戦でブラジル代表DFエデル・ミリトンが左ヒザの前十字靭帯断裂、12月下旬にオーストリア代表DFダビド・アラバも同じケガをしたマドリード。守備の要の2選手が離脱したことから、今冬の移籍市場でセンターバックの補強に動く可能性が指摘され、カルロ・アンチェロッティ監督もその可能性を示唆していた。

最終的にフランス代表MFオーレリアン・チュアメニとスペイン代表DFダニエル・カルバハルをセンターバックでスクランブル起用する選択をしたマドリードだが、オプションの1つとしてレイテのレンタルを検討していた模様だ。

母国の名門であるポルトでプロキャリアをスタートさせたレイテは、ブラがでのレンタルを経験して2022年夏にレンタルでウニオンへ加入。今季から完全移籍に移行すると、高いボール奪取応力を武器に今季はここまでブンデスリーガ21試合に出場している。

なお、マドリードでは一時はスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスやドイツ代表DFアントニオ・リュディガーも離脱するなど、センタバッククライシスに陥った。それでも、2位ジローナとの首位攻防戦では本職CBが不在ながら4-0の完勝を収めるなど、好調をキープしており、ミリトンの復帰も近いとされている。

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