中国の運搬ロケット「長征8号遥3」、文昌発射場に到着

中国の運搬ロケット「長征8号遥3」、文昌発射場に到着

22日、海南省の文昌宇宙発射場に到着した運搬ロケット「長征8号遥3」。(北京=新華社配信)

 【新華社北京2月23日】中国国家航天局は22日、月探査プロジェクト第4期の中継衛星「鵲橋(じゃっきょう)2号」の打ち上げに使われる運搬ロケット「長征8号遥3」が海南省の文昌宇宙発射場に到着したと発表した。

 長征8号は次世代の主力中型ロケットで、環境に配慮した液体推進剤を採用している。初打ち上げは2020年。太陽同期軌道への運搬能力は3~5トンに上る。

 今年前半に打ち上げられる予定。発射場の施設の状態は良好で、打ち上げに向けた準備作業は順調に進んでいるという。

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