岡山県内の川や海 8カ所一斉清掃 3月9、10日 参加者募る

百間川

 山陽新聞社は3月9、10の両日、瀬戸内海国立公園の指定90周年を記念し、環境保護団体などと連携して岡山県内の河川や海岸8カ所で一斉清掃「おかやま海ごみゼロ大作戦」を開催する。各会場の清掃に参加するボランティアを募っている。

 9日は百間川や渋川海水浴場など岡山、倉敷、玉野、備前、瀬戸内、真庭市の各1会場で、10日は旭川など岡山市の2会場で行う。参加無料。時間や定員は会場ごとに異なる。会場によっては手袋や火ばさみが必要で、一部は魚の料理体験などの追加行事(一部有料)がある。参加希望者は、特設サイトで紹介する各会場の担当団体に直接申し込む。小雨決行(荒天中止)。問い合わせは山陽新聞社広告本部(086―803―8013)。

 瀬戸内海国立公園は1934年、国内初の国立公園として指定された。節目に当たり、世界有数の景観美や貴重な海洋資源といった価値を再認識し、かけがえのない自然環境を次世代へ継承しようと同社が企画した。

 瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指して同社が地域と進める吉備の環(わ)アクション「里海 未来へ」の一環でもある。瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成事業。

© 株式会社山陽新聞社