日本から帰って気付いた台湾の良さ―台湾メディア

台湾メディアの聯合新聞網は21日、旅行先の日本から台湾に戻った女性ネットユーザーが「台湾の医療の素晴らしさに気付いた」との文章を記したことを紹介した。資料写真。

台湾メディアの聯合新聞網は21日、旅行先の日本から台湾に戻った女性ネットユーザーが「台湾の医療の素晴らしさに気付いた」との文章を記したことを紹介した。

記事によると、女性は日本を旅行中、婦人科系の病気で歩くのも困難なほどの痛みを抱え、救急外来を受診しようと車で病院に向かったが入り口で断られた。「産婦人科救急は婦人科の緊急事態のみ対応する」と告げられたという。当時は夜中だったため女性は翌日に台湾人の医師が開いているクリニックを訪れて治療を受けたが、麻酔が使われずに言葉では言い表せないほど苦しかったそうだ。

台湾に戻った後、女性が台中市の病院に行くと、入り口にいた警備員はぎこちない足取りの女性のために自発的に車いすを用意してくれた。医師による聞き取りは細やかで説明は明確。医師は女性を安心させるために麻酔手術を手配したといい、台湾の病院のこうした対応に女性は「誰もが私に優しく接してくれる。本当に感動した」「台湾の医療対応に感謝します」などとつづったという。(翻訳・編集/野谷)

© 株式会社 Record China