トム・クルーズ、『レヴェナント』アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作に主演へ

トム・クルーズが『レヴェナント:蘇えりし者』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督とタッグを組む。メキシコ出身のイニャリトゥ監督にとって、ほぼ10年ぶりとなる英語作品でトムの主演が決定、ハリウッド・リポーターによると、トムはワーナー・ブラザースとレジェンダリー・エンターテインメントと正式に交渉に入っているという。

この新作で監督と製作を担うイニャリトゥは、作品賞と監督賞を含むアカデミー賞4部門を獲得したマイケル・キートン主演の2014年作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で脚本を共同執筆したニコラス・ヒアコボーネとアレクサンダー・ディネラリス・Jrらと共に、すでに昨年脚本を書き終えているという。

最新作が2022年にネットフリックスで配信開始されたスペイン語映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』となっているイニャリトゥ監督にとっては、2度目の監督賞並びにレオナルド・ディカプリオの主演男優賞を含むアカデミー賞3部門に輝いた2015年作『レヴェナント:蘇えりし者』以来の英語作品となる。

一方で、3度のアカデミー賞ノミネート経験をもちながらも受賞には至っていないトムは、ここ10年間は「ミッション:インポッシブル」シリーズや『トップガン マーヴェリック』といった大作映画が中心となっていたため、現在は「作家主義者と仕事をする」ことを熱望しているとハリウッド・リポーターは報じている。

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