最高級の黒毛和牛中央農高生がPR 富山大和の精肉店

丹精込めて育てた黒毛和牛の肉をアピールする生徒=富山市内の精肉店

 中央農高の生徒が育て、1月18、19日に東京で開催された和牛甲子園に出品した黒毛和牛の肉が23日、富山市の富山大和にある「柿安 精肉店」で販売された。生徒4人が最高級の「A5」に格付けされた霜降り肉をPRした。同店で25日まで販売する。

 牛肉は県産ブランド「とやま和牛」で生徒が酒かすを餌に交ぜて肥育した。和牛甲子園で入賞はならなかったが、この日は売り場にステーキやしゃぶしゃぶ用のサーロイン、焼肉用のモモ、バラなどが並んだ。高校卒業後に畜産農家になる三浦琢磨さん(生物生産科動物科学コース畜産専攻2年)は「おいしく食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

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