【GXエデュケーション】すみれさんに聞いてみた。 高田高校編②【大分県】 進路を無理やり変えられそうになったら?

 大分県立大分上野丘高校、米ハーバード大卒のバイオリニスト・廣津留すみれさん(大分市出身)に、県内の高校生から寄せられた質問をぶつけました。勉強、進路、人間関係、課外活動、生活スタイル―。さまざまな角度からの質問にすみれさんが率直に答えます。初回は高田高校(豊後高田市)の生徒から集めた質問です。

 ▽好きなものを否定されて、進路を無理やり変えられそうになったら、どうしますか?(2年女子)

 自分が決めた目標やゴールに向かって進むためには、自信を持つことが大切です。自分が決めたことに確信がなければ、否定された時に「私が間違っていたのかな、変えた方がいいのかな」と揺らいでしまいます。自分で決めた目標には自信を持っていいんです。

 高校生から見ると、年上の大人は一つ前の時代の人。新しい感覚は高校生の方が持っているはずです。今は特に、「常識」なんて存在しない―というくらい変化が激しい世の中。正しい答えが何か、誰にも分かりません。だからこそ、大人に惑わされずに高校生の時の「今」の感覚をぜひ大切にしてほしいです。

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