1月のCPI伸び率、1・7%上昇

特区政府統計処が2月22日に発表した2024年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1・7%上昇した。23年12月の伸び率2・4%よりも低かった。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は0・8%で、23年12月の伸び率1・4%よりも低かった。前年同月に比べCPIの上昇幅が小さかったのは主に、昨年は1月に旧正月があったため、比較基準、特に食品価格が高かったことによる。1月のCPI伸び率は項目別では、酒とたばこがが前年同期比19・5%、衣類・履物が同3・5%、外食とテークアウトが同3・1%、住宅が同2・9%、その他サービスが同2・2%、その他商品が同1・9%、交通費が同1・8%、それぞれ上昇した。一方、水道・電気・ガスなど光熱費が同7・6%、食品(外食含まず)が同2・3%、耐久消費財が同1・4%、それぞれ下降した。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。

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