「コンディションを見極めていく」カラバオ杯決勝へ、リバプールコーチがサラーら怪我人の状況を説明「様子を見て、直前に決断を下す」

現地2月25日に開催されるカラバオカップの決勝で、遠藤航が所属するリバプールは、チェルシーと聖地ウェンブリースタジアムで対戦する。

この一戦の前日会見にはユルゲン・クロップ監督ではなく、コーチのチぺパイン・ラインデルスコが出席。怪我人の状態について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

21日に行なわれたルートン戦(4-1)では、主力の7選手が欠場したリバプール。連戦のなかでラインデルスコーチは「クレイジーなスケジュールを過ごしている」と前置きしつつ、ファイナルで復帰する可能性がある選手を列挙した。

「我々としては一日一日を大切に使いながら、選手たちのコンディションを見極めていくのが何より重要だ。これはモー(モハメド・サラー)、ドム(ドミニク・ソボスライ)、ダルウィン(・ヌニェス)のことだ。あと2回のトレーニングセッションがあるので、様子を見て、直前に決断を下すだろう」

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さらにルートン戦でメンバー外だったアリソン・ベッカー、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ディオゴ・ジョッタ、カーティス・ジョーンズは、決勝も欠場が確定しているようだ。

「ほかの選手たちは長期間の離脱となるだろう。アリ(アリソン)は筋肉損傷、トレントとジョッタは靭帯を損傷し、カーティスは足首の捻挫している」

決戦に向けて厳しい状況にあるリバプールは、今季最初のタイトルを獲得できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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