マロたんは食物アレルギー。年齢を重ねるにつれ、それまで大丈夫だった食材にもアレルギー反応が出るようになってしまいました。「一体何なら食べられるのよ」とマロたんに問いかける毎日。マロたんは「しらんがな」と言ってそうですが。
しらんがなの顔
ドッグフードと水だけで栄養は足ります。でも、食いしんぼうのわたしは栄養も大事、食の楽しみも大事だと思っています。そう、マロたんの食いしんぼうは飼い主譲り。13歳になったマロたんの食欲が落ちないって素晴らしいことですし。
もしかしてマロの…?
というわけで、今のところ大丈夫なイワシを使って水煮を作ってみることに。電気圧力鍋なら小骨も柔らかくなってカルシウムも取れて、なによりイワシが豊漁でとにかく安いし。マロたんは「なんかマロの作ってる?」とそわそわ。
マロの!(確信)
普段は飼い主が料理をしていてもそばに来ることはないのに、「自分のための調理」だとわかるのか、キッチンで「マロの作ってるよね?」とワクワクしているマロたんはとても可愛いです。なんで自分のだってわかるのでしょう。ふしぎ。
1尾10円がごちそうに
できた!なんだか水を入れすぎたかもしれないけれど、小骨も柔らかくなっているし成功。ちょっと味見してみる?とマロたんに食べてもらったところ、おめめがキラキラになりました。
いつも飽きたって言わせてるけど
マロたんの場合、どんなに好きなものでも毎日続くと「またこれか」と飽きてしまうので、小分けにして冷凍して飽きさせない間隔で食べさせます。どれぐらいの間隔なら大丈夫か、それは飼い主の腕の見せ所。見せたところはあんまりないけれど。
待ちきれなくてブレるマロたん
いよいよ実食。トッピングだとイワシだけ食べてしまうので、煮汁と一緒にフードとしっかり混ぜて召し上がれ。いつもの5倍速ぐらいで完食し、いつまでもお皿を舐めてました。飽きていたドッグフードが美味しく食べられたようで飼い主としてもうれしいです。
いぬも笑う
「おかわりください」の顔。魚を捌くのは苦手だけれど、マロたんのためならまた頑張ろうと思います。でも、マロたんは知っています。「本当は、ほとんばあばがやってた!」だと。へへへ、内緒。
マロたんのためなら
普段はわたしにキッチンを任せっきりの母も、毛深い孫娘のマロたんのためならとササッとイワシの下処理から片付けまで済ませドヤ顔でした。マロたんのためなら動けるのは母娘同じのようです。愛されてるねぇ、マロたん。