角田裕毅、F1開幕前テスト最終日に5番手「進歩に満足。正しい方向に進んでいる」チームの位置は「まだ分からない」

　バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された2024年F1プレシーズンテストの3日間の日程が終了、レーシング・ブルズ／RBの角田裕毅は、最終日を19人中5番手で締めくくった。

　3日間のテストをチームメイトのダニエル・リカルドと交代で走行、担当した1日半で、角田は合計157周、849.684kmを走った。3日目は午後から登場、53周を走り、1分30秒775（C4タイヤ）で全体の5番手となった。

「テストはかなりスムーズに進みました。トラックに何度か問題が出て（注：2日目と3日目に排水溝カバーが外れて赤旗が出された）、そのために走行プログラムに正確に従うことはできませんでしたが、うまく対応することができました」と、テストを終えた角田はコメントした。

「マシンは昨年型に比べて大きく前進していると感じたので、今のところ満足しています。バランスが向上し、特にフロントに強さを感じました。リヤに関してはさらに改善する必要がありますが、正しい方向に進んでいます」

「この数日でたくさんの周回を走りました。良い経験をして、それが貴重なデータを収集し、マシンの限界を見つけることに役立ちました」

「タイムシートを見ると、僕たちは最下位ではありませんが、ライバルたちと比較してどの位置にいるのかを知るのは難しいです。来週、またレースを始めるのが楽しみです」

　2024年F1開幕戦バーレーンGPは、2月29日～3月2日に行われる。