「終了の笛まで頑張り続けた」古巣戦で奮闘の久保建英、ソシエダは敗戦も現地メディアは及第点の評価「驚かせようとしたが...」

現地2月23日に行なわれたラ・リーガの第26節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがビジャレアルとホームで対戦。1-3で敗れた。

前節のマジョルカ戦で今季7点目を挙げた久保は、2戦連続の古巣対戦でいつも通り4-3-3の右ウイングに入る。17分に先制されて迎えた22分にはボックス内に持ち込んで左足で狙うも、強烈なシュートはGKの正面を突く。

【動画】久保がキレキレのドリブル突破
2点差に広げられた直後の51分にはセットプレーのこぼれ球をダイレクトで捉えるが、これも相手守護神にキャッチされた。86分には右サイドから仕掛けて右足のクロス。最後はミケル・メリーノが決めた追撃弾の起点となったものの、チームはその後に被弾し、万事休した。

ソシエダがの中では目立っていたほうではあった日本代表MFは、スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版の採点では及第点の6点。寸評にはこう添えられている。

「コントロールに失敗。彼は中に入って驚かせようとしたが、ラ・レアルの選手の午後ではなかった。それでも彼は試合終了のホイッスルまで頑張り続けた」

その奮闘ぶりは評価されたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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