森保監督に倣え!前田大然の起用法でセルティック監督批判が「古橋亨梧活きない」

古橋亨梧(写真手前)写真奥は前田大然 写真:Getty Images

今月17日のスコットランド1部リーグ第26節キルマーノック戦で1-1と引き分け、宿敵レンジャーズに首位の座を明け渡したセルティック。25日に第27節マザーウェル戦が控える中、現地ではブレンダン・ロジャーズ監督による日本代表FW古橋亨梧やFW前田大然の起用法を巡って議論が白熱している。

古橋はアンジェ・ポステコグルー前監督のもと、2022/23シーズンに30ゴール以上を挙げ、セルティックのリーグ連覇やスコットランド3冠達成に貢献。しかし今季はここまでリーグ戦26試合の出場で9ゴールと、ゴール数のペースが昨季を大幅に下回っている。

一方、前田は昨季スコットランド1部リーグ35試合の出場で8ゴール5アシストをマークするなど、古橋とともにタイトル獲得に貢献。ただ今季はUEFAチャンピオンズリーグ・アトレティコ・マドリード戦での負傷もあり、3ゴール2アシストにとどまっている。

古橋のゴール数伸び悩みもあり、セルティックは移籍ウィンドウ最終日の1月31日にFWアダム・イダを獲得。ロジャーズ監督は直近2試合でイダを前線1トップ、古橋をセカンドトップのポジションで起用。前田は右サイドハーフでスタメン出場している。

このロジャーズ監督の起用法を受けて、セルティックの専門サイト『セルティックスター』は23日に「イダを軽視するわけではない」と前置きした上で、「前田の本職はセンターフォワードである。古橋を活きていないだけに、前線で前田と古橋を一緒にプレーさせた方が有益だ。前田はサイドよりも、中央でプレーした方が良く見える」と主張。「これはロジャーズ監督への提案だ」として、「最強の選手たちと最高のポジションでプレーする必要がある」と注文を付けた。

日本代表ではFW浅野拓磨(VfLボーフム)、FW上田綺世(フェイエノールト)らと前線1トップでポジション争いを繰り広げている前田。ロジャーズ監督が同選手の起用法に変更を加えるか注目が集まる。

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