『ターミネーター』サラ・コナー役女優、復帰に興味ナシ!「もう十分」前作での反応に落胆

女優リンダ・ハミルトン(67)は、映画「ターミネーター」復帰に興味がないことを明かした。人気SFアクションシリーズ3作で、ヒロインのサラ・コナー役を演じたが、2019年作『ターミネーター:ニューフェイト』に対する反応が落胆するものだったことから、同役を続投するつもりはないそうだ。

ビジネス・インサイダーにリンダは話した。「もう十分。それ以上言うことなんてないわ。ストーリーは語られたし、飽きるぐらい何度もね」

ジェームズ・キャメロン監督は以前、リブート版『ターミネーター』について「話し合い」に入っていることを明かしていたが、「どうしてそれを再びローンチしたいのか、私にとっては謎よ。でもハリウッドの世界は今、再ローンチのもとに築かれているから」とリンダは批判的だった。

サラ・コナーは、ファンの間で愛されるキャラクターとなっているものの、リンダはそれを複雑な気持ちで受け止めているそうで、「サラ・コナーはアイコンじゃないって、心から思うし、そう思っていたわ。彼女は地獄にいる一人の女性よ。彼女は本当に間違った選択を色々したわ。それに良い母親でもなく、良い戦士でもない!」

「だから詳細を分析して『彼女の強さとパワーを尊敬する。それに私は確かに戦士を創造した。でも欠点だらけだった。彼女は不完全な人だった』って考えるようにしているの」

リンダは、今では「ターミネーター」ファンの考えを受け入れられるようになったという。「皆からまるで世界を救ったかのように扱われた。人生や日々の生活の中で、私がとっても不運なことを知ったらどうなるの!でも、とても微笑ましいことだし、文句はないわ。うれしいことよ」と続けている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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