「うまい」「さすが」パラスポーツで京都府内の高校生と支援学校生が交流

一緒にボッチャを楽しむ体操服の田辺高生と、制服姿の井手やまぶき支援学校の生徒たち(京田辺市河原・田辺高)

 田辺高(京都府京田辺市)と井手やまぶき支援学校(京都府井手町)の生徒たちが同高で、パラスポーツの「ボッチャ」を通じて交流した。一緒にプレーを楽しみ、仲を深めた。

 ボッチャは、コート上に置いた目標球(ジャックボール)と呼ばれる白いボールに、赤と青のボールを投げ合い、いかに近づけるかを競う。年齢や障害の有無に関わらず誰もが楽しめるスポーツとして広がっている。

 ユニバーサルスポーツを学ぶ同高の授業をきっかけに、初めての交流会が実現。同高2年の29人と同支援学校高等部の1~3年16人が参加した。

 両校の生徒が混成でチームを組んで対戦。投げる強さを加減して目標球ぎりぎりに球を寄せたり、相手の球に当ててはじいたりといった好プレーも飛び出し、「うまい」「さすが」などとたたえ合っていた。

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