シーズン前に“総点検” 埼玉武蔵の6選手がメディカルチェック 弱点、強化ポイント再確認し意気込み

理学療法士から筋力評価のチェックを受ける山本力哉選手=埼玉県熊谷市弥藤吾

 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズは、熊谷市弥藤吾の「健康スポーツクリニック」(渋沢一行院長)でシーズン開幕前のメディカルチェックを行った。

 日高響太捕手や山本力哉外野手ら6選手が来院。自らの状態を把握して年間を通して活躍できる体づくりのアドバイスを受けた。

 検査は理学療法士の指導の下、関節の緩みや体全体のバランス、肩や肘の痛み、下半身の柔軟性などを実際の動きを見てチェック。数値化した結果を各選手に伝え、けがをしない体づくりの実践を呼びかけた。

 理学療法科の三沢由子科長は「自分の体の状態を知り、けがをしないための準備が何より重要。今後のトレーニングに生かしてもらえれば」と話し、選手らにリーグ連覇のエールを送った。山本選手は「体幹強化と柔軟性が足りないと実感した。今年はライトでレギュラーをつかみたい」と意気込んだ。

 チームは3月7日にキャンプインし、4月6日にレジデンシャルスタジアム大宮で開幕戦を迎える。

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