殺人現場の鑑識、窃盗事件の捜査…リアルに学ぶ 人材確保目指し栃木県警が説明会

参加者らに殺人現場を想定した鑑識作業を説明する担当者(左)=23日午前9時45分、県警察学校

 優秀な警察官・行政職員の人材確保を目指し、栃木県警は23日、「体験型業務説明会」を宇都宮市若草2丁目の県警察学校で開き、大学生ら約45人が参加した。

 殺人現場を想定した足跡と指紋の鑑識作業を体験。民家から現金が盗まれた窃盗事件の模擬捜査では、クイズに答えながら捜査の流れやこつを学んだ。

 壬生高2年、郷間大輝(ごうまだいき)さん(17)は「警察官になりたいという思いが、より強くなった」。説明会は、参加者の心をしっかりつかまえていた。

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