鹿島・鈴木優磨の凄さも話題。J1外国人選手市場価値トップ10「町田は初昇格も…」

鈴木優磨 写真:Getty Images

今月23日のサンフレッチェ広島対浦和レッズ(エディオンピースウイング広島)で幕が開けた2024シーズンの明治安田J1リーグ。開幕日にあわせて、ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』がJ1でプレーする選手の市場価値を更新。外国人選手のトップ10にMFサミュエル・グスタフソン(浦和)やFWエリソン(川崎フロンターレ)、FWオラ・ソルバッケン(浦和)など新戦力がずらりと並んだほか、5選手が日本人選手の最高額であるFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)を上回った。

同サイトによると、J1でプレーする外国人選手の市場価値ランキング1位はグスタフソン、ソルバッケン、エリソンの3選手であり、いずれも300万ユーロ(約4億8900万円)とのこと。MFヴィトール・ブエノ(セレッソ大阪)、FWウェルトン・フェリペ(ガンバ大阪)と、上位5名がいずれも新加入選手であり、かつ鈴木の市場価値200万ユーロ(3億2600万円)を上回っていることから、サイト内では「この冬、多くの高額選手がJリーグにやって来た。最近の日本代表の好成績も、ある程度のアップグレードを確実なものにしている」と綴られている。

また昨季22ゴールでJ1得点王のFWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)は、30歳ながらも160万ユーロ(約2億6100万円)から180万ユーロ(約2億9300万円)に上昇。J1昇格組の町田ゼルビアからは、新戦力のFWイブラヒム・ドレシェヴィッチと、FWエリキがトップ10入り。「町田は初昇格にもかかわらず、チーム全体の市場価値がJ1に定着している大半のクラブよりも高い」と評されている。

そのクラブ別の市場価値では、グスタフソンやソルバッケンを獲得した浦和が、2500万ユーロ(約40億8000万円)と突出。FW大迫勇也をはじめ元日本代表選手を多く抱えるヴィッセル神戸が1800万ユーロ(約29億3000万円)で2位となっている。

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J1でプレーする外国人選手の市場価値トップ10

1位タイ サミュエル・グスタフソン(浦和レッズ):4億8900万円

1位タイ オラ・ソルバッケン(浦和レッズ):4億8900万円

1位タイ エリソン(川崎フロンターレ):4億8900万円

4位 ヴィトール・ブエノ(セレッソ大阪):4億800万円

5位 ウェルトン・フェリペ(ガンバ大阪):3億5900万円

6位タイ アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ):3億2600万円

6位タイ アレクサンダル・チャヴリッチ(鹿島アントラーズ):3億2600万円

<参考:鈴木優磨(鹿島アントラーズ):3億2600万円>

8位 イブラヒム・ドレシェヴィッチ(町田ゼルビア):3億1000万円

9位 アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス):2億9300万円

10位タイ キャスパー・ユンカー(名古屋グランパス):2億7700万円

10位タイ エリキ(町田ゼルビア):2億7700万円

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