クリスマスローズ3000株見頃 長崎・東彼杵で庭を公開

見頃を迎えたクリスマスローズ=東彼杵町一ツ石郷

 長崎県大村市竹松本町のフラダンスインストラクター、鈴田小夜子さんが育てた「クリスマスローズ」約3000株が見頃を迎えた。東彼東彼杵町一ツ石郷に所有する庭で栽培しており、毎週日曜には「オープンガーデン」として一般公開する。
 クリスマスローズは欧州などに分布するキンポウゲ科の多年草。寒い季節、うつむき気味に花を咲かせる。紫や白、ピンクなどさまざまな色があり、園芸用としても人気が高い。
 鈴田さんの庭は広域農道「大村湾グリーンロード」沿いにある。2000年ごろに土地を購入。当初はやぶに覆われていたが、夫婦で力を合わせ10年かけて開拓した。クリスマスローズは15年ほど前に10株を植えたのが始まり。ひんやりしてほどよく日が差し込む庭の気候が合ったのか、株が増え続けたという。
 鈴田さんは「さまざまな色や形の花が咲くのが面白い」と語る。見頃は3月上旬まで続くという。庭ではウメやモモ、ユズなども見ることができる。
 オープンガーデンは見頃が終わるまで、毎週日曜午前9時~午後3時。入場無料。

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