F1=25年にフェラーリ移籍のハミルトン、「新たな章を始めるとき」

[23日 ロイター] - 自動車レースF1のルイス・ハミルトン(39、英国)は23日、2025年にメルセデスからフェラーリに移籍する決断について、自身のキャリアで新たな章を始めるときが来たからだと語った。

ミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)と並んで史上最多の個人総合優勝7回を誇るハミルトンは、キャリア通算103勝、ポールポジション獲得104回を記録している。

昨年8月にメルセデスと2年の契約延長をしたばかりだったが、今月1日に24年限りでメルセデスを退団し、25年からフェラーリに移ることが発表された。

報道陣から、心変わりしたきっかけは何かと聞かれたハミルトンは「当初はメルセデスとの将来を見ていたが、年末にチャンスが巡ってきたので、それに乗ることにした」とコメント。

同ドライバーは、「これまでで最も難しい決断だった。ずっとメルセデスとともにやってきて、約26年間、彼らは私を支えてくれた。本当に素晴らしい旅を一緒にしてきた。F1で歴史を築き上げ、ともに成し遂げてきたことを誇りに思う」としつつも、「最終的には自分のストーリーを書いているのは自分自身。新たな章をスタートするときが来た」と述べた。

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