雛めぐり準備着々と 商店街が桃の節句の飾りで華やかに 3月1日~4月3日に開催/岡山・津山市

岡山県津山市の津山城下町雛めぐり(3月1日~4月3日)のメイン「おかみさんの雛まつり」に向け、ソシオおかみさん会(牧悦子会長)はソシオ一番街の特設会場に華やかな桃の節句の飾りをしつらえ、展示の準備を進めている。

メンバー8人が協力し、柳の枝に紅白の餅玉をちりばめ、古布を使った小物のつるし飾りを作製。26年目となる今回は、「真加部のひなまつり」として美作市内の個人宅で公開されていた明治期から現代までの内裏びなや段飾り、御殿飾り、市松人形、天神びな、泥天神などを会期中展示する。

さらに一番街ストリートでは市内の園児たちによる絵飾りを並べ、2、3日はおかみさんによるぜんざいの販売、手作りマルシェ、ジャズコンサート(2日のみ)もある。

牧会長(65)は「縁あって愛好家の老夫婦から譲り受けた貴重な品々を多くの方に見てほしい。まち歩きをしながら桃の節句の雰囲気を満喫し、心和んでもらえたら」とPR。

城下町雛めぐり(同実行委主催)は、中心商店街、城西・城東地区などの計約150店舗にひな飾りを展示。チラシに添付のクーポンを持参すると、参加店(26店)でさまざまなサービスが受けられる特典もある。

おかみさんの雛まつりの問い合わせは、ソシオ一番街事務所(TEL:0868-22-7654)。

津山城下町雛めぐりのチラシ

© 津山朝日新聞社