暮らしの息遣い伝える民具と現在芸術が融合 作家17人の感性豊かな作品集めたアートガーデン 盛岡市

かつて暮らしの中で使われた道具と現代アートがコラボした展示会が盛岡市で開かれています。

この企画展は2022年から盛岡市中央公民館で開かれているもので、岩手県内で活動している現代アート作家17人の作品が展示されています。特徴は多くの作品が中央公民館で所蔵する民具と組み合わせて制作されている点です。
しもかわらさとこさん(盛岡市)の作品は、線香で穴を開けた帯状の和紙を大正期まで洗濯の際に衣類を叩くのに使っていた砧(きぬた)という木製の道具に巻き付けました。
かつての人々の暮らしと現代アートがコラボレーションした「アートガーデン2023冬」は3月3日まで盛岡市中央公民館で、入場無料で開かれています。

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