サッカー=バイエルンの不振、トゥヘル監督「自分だけが問題ではない」

[ベルリン 23日 ロイター] - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンを率いるトーマス・トゥヘル監督は、今季のチームの不振について、「自分だけが問題ではない」と語った。

トゥヘル監督との契約は2025年まで残っていたが、クラブは21日に、同監督との契約を1年前倒しで終了すると発表。リーグ11連覇中のバイエルンだが、今季は首位レーバークーゼンに11ポイント差の2位に沈んでいる。直近の公式戦では3連敗。

トゥヘル監督は記者会見で、「コーチングスタッフとして、チームに指導が行き届かなくなったと感じたことはない。しかし、トレーニングと試合の内容にブレがあり、その責任は監督にある。私だけに問題があるとは思わないが、責任は認めている」と述べた。

また、同監督は「クラブの決断に関して、私が理解しているか、納得しているかは問題ではない。大事なことは、物事が明確になったこと。明確さは自由をもたらし、試合やトレーニングに良い影響を与える。自分の選択による長期的な結果を考える必要がない。もう少し大胆にできる」とも話した。

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