松山外環状道路の空港線のうち、余戸南から東垣生までの区間が24日、開通し、現地で記念のセレモニーが開かれました。
約180人が出席した開通セレモニーでは、まず、地元の子どもたちが太鼓の演奏を披露して華を添えました。
そして、中村時広知事や愛媛県選出の国会議員ら関係者がテープカットをして、開通を祝いました。
24日に開通したのは、松山外環状道路の空港線3.8キロのうち、余戸南ICから東垣生ICまでの2.4キロで、この区間の開通により井門ICから東垣生ICまでの7.2キロが直結しました。
国交省によりますと、松山ICから松山空港までの所要時間は、現在の17分から約4分短くなる見通しだということです。
国土交通省 四国地方整備局 松山河川国道事務所 服部達典事業対策官
「松山市中心部に向かう周辺道路の混雑の緩和とか、生活道路の安全の向上、臨海部や周辺地域の産業の活性化など、さまざまな効果が期待されています。たくさんの皆さまに新しくできる道路を利用していただきたいと思います」
セレモニーでは、関係者らを乗せた車やバスなどが開通した区間の走り初めをし、午後4時からは一般車両も通行できるようになりました。
なお、東垣生ICから松山空港までの1.4キロの区間は、完成時期が未定だということです。