愛好家育てた洋ラン、春告げる 京都府福知山市で展示会

会員が育てた彩り豊かな洋ランが並ぶ会場(福知山市猪崎・三段池RAVIHOUSE植物園)

 京都府福知山市内の愛好家らが育てた洋ランの展示会が、同市猪崎の三段池RAVIHOUSE植物園で開かれている。ピンクや黄色などの彩り豊かな花々が、来園者に春の訪れを告げている。

 福知山洋ラン愛好会が企画し、会員18人の作品83点を集めた。

 長く垂れ下がった茎に青紫の小さな花が咲く「セルレッセンス」や2枚の花弁が垂直に伸びる姿がウサギの耳のように見える「アンテナタム」、白く大きな花びらが特徴の「ユキダルマキング」など多様な品種が一堂にそろい、甘い香りを会場に漂わせている。

 会長の水田香さん(72)は「バリエーションに富んだ洋ランの魅力を多くの人に伝えたい」と来場を呼びかけている。

 無料。25日までの午前9時~午後5時(最終日は午後3時半)。

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