お局「自転車移動? 車も買えないのねww」"貧乏だから田舎に来た人"扱いしてきたが → 我が家に来ると!?

人を、見た目や持ち物だけで判断して失敗したことはありませんか? 今回は、偏った価値観でバカにされていた友人からスカッとやり返したというお話を聞きました。

ftnews.jp

都会から田舎に移住

私は、産まれてからずっと都会で暮らしてきました。しかし、夫の希望で都心から田舎に移住することになりました。

ゆくゆくは子どもが欲しいと思っていたので、子育てしやすい自然豊かな場所を探し、せっかくなら風情のある古民家がいいと考え、古民家を安く購入できる自治体を探し、とある田舎に引っ越しました。

田舎では珍しい電動自転車

夫はWebデザイナーなので完全在宅ワーク、私は早く地元に慣れたいという考えもあり、スーパーでパートを始めることにしました。引っ越し先は交通の便が非常に悪く、バスは1時間に1本あればいいほう、電車は近くを走っておらず、ほぼ全員が車移動という環境。私は免許はありましたが、細い道やガタガタの農道が多いので、電動自転車を使っていました。

都心に住んでいる時は電動自転車で通勤するなんて当たり前の光景でしたが、田舎ではほとんど見ないのでよく二度見されました。

貧乏扱いしてくるお局

スーパーに初出勤の日も、もちろん電動自転車で出勤しました。パートのおばさまたちは電動自転車に興味津々で話も弾んだんですが、お局だけは違いました。

「自転車移動なんて! 車も買えないのね~! お金がないから田舎に来たってこと?」
「家も安い古民家なんですって? 古民家って響きはいいけど、ただのボロ家でしょ?」
と、なにかと突っかかってきたんです。
お局なので無下にすることはできませんが、正直気分はよくありませんでした。

わが家へ来て驚いたお局

後日、急ぎで書いてもらわないといけない書類があると、お局が家を訪ねてきました。チャイムが鳴り玄関を開けると、驚いた顔のお局が固まっていました。

「ちょちょちょ、ちょっと! これが古民家!?」
「はい、どうかされましたか?」
お局は、「古民家なのにおしゃれすぎる! ずるい! 自転車しかないと思ってたのに車停まってる! しかも外車!」 と1人で大騒ぎ。

「車は小回りが利かないので、自転車の方が移動しやすくていいんです。この家は、安く買って2000万円でリノベーションしました♪」
お局は「貧乏だと思ってたのに……」と悔しそうに帰って行きました。

自転車に乗っているだけで貧乏呼ばわりされるなんて、価値観は人それぞれだなと思った出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira

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