錦戸亮、5年ぶり地上波民放ドラマ出演「見られるだけでうれしいのに」歌&ダンス披露でトレンド入り《ネタバレあり》

2023年4月、4年ぶりとなるドラマ出演のロケ現場を本誌は目撃していた

2月23日、阿部サダヲが主演のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の第5話「隠しごとしちゃだめですか?」が放送された。この回では、歌手で俳優の錦戸亮がキーパーソン役で登場し、歌とダンスを披露した。

前回、第4話ラストの次回予告で、蝶ネクタイにタキシード姿の錦戸が女性を見つめ、踊るシーンが放送されており、明らかになっていた。

ドラマは、阿部演じる小川市郎が1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和の世界で出会う人々とかかわり合いながら、コンプライアンスなどについて考えるきっかけを与えていくというストーリー。毎話、用意されている“ミュージカルシーン”も見どころのひとつだ。

第5話では「父親に会ってほしい」と渚(仲里依紗)に連れられた市郎(阿部)が、ホテルのラウンジで父のゆずる(古田新太)と対面。そこで渚は、市郎に赤ちゃんを抱く純子(河合優実)の写真を見せる。渚は自分が市郎の一人娘・純子の娘であることを告白し、市郎は渚が自分の孫だということに驚愕する……。ゆずるは、若いころにディスコの黒服をしていたことを明かし、大学生になった純子と恋に落ちたと説明。純子は妊娠し、ゆずると結婚するも、2人の結婚は市郎に認められなかった。バブル崩壊の影響もあり、実家の仕立て屋を継ぐことを決意したゆずるは、純子と生まれた娘の渚を連れ、実家のある神戸へ移住するという展開となった。

錦戸は、青年期のゆずる役で登場、市郎の目の前でダンスを披露し、後半のミュージカルシーンでも歌声も聴かせた。反響は大きかったようで、放送直後から「錦戸くん」「亮ちゃん」がXでトレンド入りした。

《亮ちゃんが歌ってる 久しぶりの地上波ドラマで、俳優錦戸亮をみられるってだけでも嬉しいのにダンスして歌って贅沢すぎる》

《TBSドラマ約10年振りに出演した錦戸亮さん、トータル5分51秒素晴らしい演技でした》

《久しぶりの民放連ドラ復帰作がこの作品・この役なのは流石すぎる。男前な顔と声して、ふざけた芝居からちゃんと芝居までやってのけちゃうのかっこよすぎだろ。》

SNSでは、そんな称賛の声があがっていた。

「2019年、錦戸さんは関ジャニ∞(2月4日からSUPER EIGHTに改名)のデビュー15周年記念ツアー『十五祭』を最後にグループを脱退、9月30日をもって、旧ジャニーズ事務所を退所しました。以降、基本的にソロで歌手、俳優活動をおこなっています。

2023年は『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHKBSプレミアム・BS4K)や宮藤官九郎氏が脚本を手がけた『離婚しようよ』(Netflix・製作はTBSテレビ)と、2本のドラマに出演し、相田冬二賞2023審査委員長特別賞を受賞しました。民放、地上波ドラマへの出演は『トレース~科捜研の男~』(2019年)以来、約5年ぶりとなります。

錦戸さんは、過去に『流星の絆』(2008年)、『ごめんね青春!』(2014年)、『離婚しようよ』(2023年)と、磯山晶(あき)プロデューサーと脚本・宮藤官九郎さんという組み合わせのTBSのドラマに出演しています。今回、出演にあたり『日本のドラマ界において強固なタッグのお二人にまた呼んでもらえて光栄です。すごく面白いドラマに参加できて僕はラッキーでした!』とコメントを寄せていました。俳優業が波に乗っており、4月からは『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ系)にも医師役で出演することがわかっています」(芸能記者)

退所から5年、役者としての実力をつけてきたようだ。

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