20歳DFグストも理解するタイトル獲得の意味… ポチェッティーノ監督中心にEFL杯制覇へ「若いだけではないことを皆に証明したい」

タイトルへの意欲を示したグスト[写真:Getty Images]

チェルシーのフランス代表DFマロ・グストがマウリシオ・ポチェッティーノ監督への信頼を明かした。イギリス『The Athletic』が伝えた。

昨夏リヨンを離れ、今シーズンからチェルシーに本格加入したグスト。ポジションを争うイングランド代表DFリース・ジェームズの離脱もあり、20歳ながら右サイドバックとしてここまで公式戦24試合に出場し、チームの勝利のため、奮闘している。

グストに限らず、多くの有望な若手が集うチェルシーは今シーズン、EFLカップ(カラバオカップ)で決勝に進出。25日にはリバプールとタイトルをかけて争う。

この大一番を前にしたグストはトロフィー獲得への意気込みを口にしており、優勝すればチームにとって大きなプラスになるとコメントを残している。

「クラブは新しいプロジェクトを進めている最中だから、トロフィー獲得は重要だ。もしかすると他のチームよりも時間がかかっているかもしれないが、このトロフィーは若いチームにとって意義あるものになる」

「僕らがただ若いだけではないことを皆に証明したい。僕らが若いのは事実だが、ピッチ上では年齢は関係ない。試合ごとに前へ進んでいかなければならない」

また、グストは成績が安定しないことによる批判も受けながら若いチームをまとめあげ、EFLカップ決勝まで導いたポチェッティーノ監督の手腕にも言及。ピッチ内外で助けられていると語った。

「彼(ポチェッティーノ)は僕らを大いに助けてくれるし、『勝ちたい』『どのチームとも戦い続ける』という意欲を僕らに示そうとしてきた」

「戦術面や技術面についてもたくさん話してくれる。彼は良い人だ。ピッチ内外で我々を大いに助けようとしてくれる。この若いチームに適している監督だ」

そんなポチェッティーノ監督は、昨年12月に練習場の駐車場を貸し切り、選手やスタッフ、それぞれの家族を巻き込んだイベントを開催したとのこと。グストはこの行動の裏にある監督の意図もよく理解しているようだ。

「あれは彼が皆を団結させるためにやろうとしたことだ。このクラブの新しいプロジェクトにおいて最も重要なのは、互いに助け合い、全員が団結することだ。そうすればもっと勝てる」

「彼は僕らのメンタリティを目覚めさせなければならないことを知っている。全てを勝ち取りたいという欲望を目覚めさせたいんだ」

「僕らはチェルシーだ。チェルシーのようなビッグクラブは、今後も戦い続けていくため、全てに勝たなければならない」

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