コヴェントリーの坂元達裕は重傷か…空中戦落下で骨盤骨折や脊椎損傷の可能性

重傷の可能性が浮上したコヴェントリー・シティのMF坂元達裕[写真:Getty Images]

コヴェントリー・シティのMF坂元達裕に重傷の可能性が浮上した。イギリス『コヴェントリー・テレグラフ』が伝えた。

坂元は23日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第34節、昇格争いのライバル、プレストン・ノースエンド戦に先発出場したが、前半30分で負傷交代。空中戦後の落下で背中を強打し、ピッチ上で数分間治療を受けたが、その後担架に乗せられてピッチを離れた。

マーク・ロビンス監督は試合後の記者会見で、「タツは非常にひどい怪我を負った。見るからによくない状態なので、無事であることを祈るしかない。はっきりとしないので、詳細は分からないが、(メディカルスタッフは)骨盤と脊椎の損傷についての話をしていた。私は彼が大丈夫であることを祈るばかりだ」と、詳細は不明ながらも重傷である可能性を明かした。

同メディアによれば、骨盤骨折の疑いで病院に搬送されたとのこと。指揮官も続けて「明らかに重大なケガに見えるが……それでも、(診断の結果は)大きなケガでないことを願って祈るしかない。本当に、ひどい事態にならなければいいんだが……」と、元日本代表のレフティーを慮った。

今シーズンからコヴェントリーへ加入した坂元は、ここまでリーグ戦29試合に出場。リーグ中盤から覚醒の兆しを見せ、7ゴール2アシストを記録しただけに、長期離脱となれば本人にとってもチームにとっても大きな痛手となる。

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