地元の芸能習得へ意欲 すずめ踊り教室に参加 一関二高太鼓道場部員

練習の最後に一緒にすずめ踊りを舞う一関二高太鼓道場部の部員と一関すずめ踊りの会員ら

 県立一関二高太鼓道場部(小野寺楓部長)は、一関地方で活動している郷土芸能などの習得へ、練習に力を入れている。同部は、身に付けた芸能をさまざまな機会に披露していきたい考えで、24日には一関市の真柴市民センターで行われたNPO法人グッジョブクラブが運営する一関すずめ踊り教室に部員が参加し、同教室の外部講師からおはやしや踊りの基礎の手ほどきを受けた。

 同部では、23年10月に北上市で行われた県高校総合文化祭郷土芸能発表会で地元の郷土芸能を披露するため、同年8月から同教室会員に基本となるすずめ踊りの技術を教わった。併せて、CDなどで須川節を学ぶとともに、時の太鼓顕彰会の関係者からも手ほどきを受けた。同発表会後も練習を継続しているという。

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