【GXエデュケーション】すみれさんに聞いてみた。 高田高校編③【大分県】 外国ではどんな勉強法が主流ですか?

 大分県立大分上野丘高校、米ハーバード大卒のバイオリニスト・廣津留すみれさん(大分市出身)に、県内の高校生から寄せられた質問をぶつけました。勉強、進路、人間関係、課外活動、生活スタイル―。さまざまな角度からの質問にすみれさんが率直に答えます。初回は高田高校(豊後高田市)の生徒から集めた質問です。

 ▽外国ではどんな勉強法が主流ですか?(2年女子)

 ▽外国と日本の大学の違いは?(3年男子)

 留学先の米国で感じたのは、自分の意見を主張することがいかに重要かということです。受験準備でも受験生は自分をアピールしなければいけません。共通テストの点数は受験生を見る一つの要素に過ぎず、高校の成績、課外活動の履歴、面接、先生からの推薦状や小論文の内容などから総合的な人間力が試されます。

 母校のハーバード大はリーダーを育てる教育に重きを置いています。勉強ができるだけではなく、相手の気持ちが想像できたり、勉強以外の何かに情熱をささげてそれを継続したり。他の人とコラボレーションしたりする力が備わっている人がリーダーだと捉えています。

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