「両国は膠着状態に陥った」日本と北朝鮮が中立地サウジで対峙した大一番をAFC公式がレポート!「次は大観衆が待ち受ける国立だ」【パリ五輪予選】

現地2月24日、サウアジアラビア・ジッダで行なわれたパリ五輪アジア予選プレーオフで、日本女子代表は北朝鮮と対戦。紆余曲折を経て開催された北朝鮮の“ホームゲーム”は、観客ゼロの異様な雰囲気と30度を超える酷暑の環境下でキックオフされた。

【PHOTO】パリ五輪アジア最終予選、北朝鮮との2連戦に挑む日本女子代表招集メンバー22名を一挙紹介!

ボール支配で上回る日本に対して北朝鮮はリトリートした守備を軸に対抗。日本は何度か相手に鋭いカウンターに晒されるもチャンスは与えず。一方で攻撃もなかなか突破口を見いだせず、じりじりした展開が続いた。後半に入ると日本は動きが緩慢となり、北朝鮮に攻め込まれる場面が頻発する。なんとか耐え凌いで無失点をキープするも、前半と同様に攻め手を欠いて得点も奪えない。スコアレスドローで第1戦を終えた。

0-0でタイムアップとなったプレーオフをアジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトも詳報。「DPRコリア(北朝鮮)と日本の一戦は膠着状態に陥る」と銘打ち、「両チームとも慎重なアプローチが続くゲーム展開となり、なかなか見せ場を創出できなかった。引き分けは妥当な結果だろう。水曜日に行なわれる国立競技場での第2戦では大観衆が待ち受けている」と伝えた。

第2戦に勝てば、日本の2大会連続6度目の五輪出場が決まる。はたして冬の国立で凱歌を上げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社