友人からハガキが…「喜んだのも束の間、なんとチェーンレターでした」 電話で忠告したら逆ギレされた女性

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今では聞かないが、チェーンレターという、たちの悪いイタズラが昔あった。「これと同じ内容の手紙を5人に出さないと不幸になる」といった脅しをかけてくるものだ。「不幸の手紙」とも呼ばれ、1980年代に流行したため小中学生の頃に経験した方もいるだろう。

鳥取県に住む60代の女性(事務・管理/250万円)は、20代のころにそんな手紙を「中学からの同級生」である友人から受け取り、絶縁に至ったという。結婚して県外へ出ていた女性のもとに、あるときこんなハガキが届いた。

「長男がまだ幼児の頃、独身の彼女からハガキが届きました。地元の友人からの連絡は嬉しいものですが、喜んだのも束の間、なんとチェーンレターでした」

驚いた女性は友人に連絡をとったが……。

「こんなことで電話してこないでと言われました」

女性はハガキを見ただけでは怒らず、冷静に友人に忠告した。

「これは知らないのだなと思い、電話で『こういうのは出さなくてもいいんだ』と伝えたところ、『こんなことで電話してこないで』と言われました」

まさか謝罪もないどころか逆ギレされるとは思ってもみなかっただろう。

「レターは先輩から続いてるもので気遣ったようです。受け取る私には気遣いとかしてくれないんだと、アドバイスさえ迷惑がられたのが悲しく怒りもわいて来ました」

と当然の悲しみを綴る女性。別の友人にこの話をした際、「別に付き合わなくてもいいんじゃない?」と言われたため「それ以来連絡を断ち現在に至ります」と明かした。

ちなみにこのチェーンレター、ネットが普及しだした90年代以降はチェーンメールに進化した。いずれにしても、自分が誰かに転送してしまうと迷惑な連鎖は止まらない。女性は大人として真っ当な対応をしたと言えそうだ。

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