高齢者や児童の作品表彰 ねんりん文化祭 茨城・水戸で展示、29日まで

29日まで展示されている「わくわく美術展」の入賞作品=水戸市千波町

第28回茨城県健康福祉祭「いばらきねんりん文化祭」(県、県社会福祉協議会主催)の表彰式が24日、同県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれ、高齢者が対象の「わくわく美術展」と、児童の「ぼく☆わたしのおじいちゃん☆おばあちゃんの絵コンクール」の入賞者に賞状が贈られた。作品は29日まで同館で展示される。

同美術展は60歳以上を対象に日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門に計406点の応募があり、このうち65点が入賞。応募者の最高齢は100歳だった。同コンクールは県内小学生を対象に高齢者が活動する絵を募集し、計912点の中から39点が入賞した。

表彰式で県福祉部の深沢泰子次長は「繊細で美しい色使いと独創性にあふれた作品に感銘を受けた。これからも輝かしい作品を生み出していってもらいたい」とあいさつした。

知事賞受賞者は次の通り。(敬称略)

◇第28回わくわく美術展▽日本画 林加代子(土浦市)伊野晴子(小美玉市)▽洋画 入沢美穂(石岡市)仲松章(境町)▽工芸 沼尻久子(石岡市)大久保等(鹿嶋市)▽書 石川寿仙(水戸市)塩野輝子(日立市)▽写真 高橋義泰(筑西市)今泉純子(潮来市)
◇ぼく☆わたしのおじいちゃん☆おばあちゃんの絵コンクール▽山中凛乃(筑西市立伊讃小2年)鈴木悠真(笠間市立岩間三小3年)皆川愛奈(龍ケ崎市立馴柴小6年)

© 株式会社茨城新聞社