負傷交代の坂元達裕は重傷か…コヴェントリー指揮官「非常にひどいケガ」

コヴェントリーに所属しているMF坂元達裕に重傷を負った可能性が浮上している。23日、地元メディア『コヴェントリー・テレグラフ』が伝えている。

坂元は23日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第34節のプレストン戦(●0-3)に先発出場すると、前半途中に空中戦で競り合った後の着地で背中あたりを強打してしまい、担架でピッチを後に。そのまま31分に負傷交代となったことで同選手の状態には注目が集まっている。

試合後の記者会見で坂元の状態について聞かれたコヴェントリーのマーク・ロビンズ監督は「タツは非常にひどいケガを負った。見た目は全くよくないので、無事であることを願っている」と語ると、次のように続けた。

「はっきりしていないので詳しくはわからない。でも、彼らは骨盤と脊椎の損傷について話していたので、彼が大丈夫であることを願うばかりだ」

「あれは私たちが勝利した最初のヘディングだったが、ピッチ上で最も小さな選手からのものだった。それで彼は損傷してしまった。腰と背中にかなりの重傷を負った。明らかに重大なケガだと思うが、私は重大ではないことだけをただ祈っている」

現在27歳の坂元は、モンテディオ山形やセレッソ大阪、オーステンデ(ベルギー)でのプレーを経て昨夏からコヴェントリーに所属している。リーグ戦ではここまで29試合に出場し、20試合で先発出場。7ゴール2アシストを記録していたが、しばらく戦線離脱を余儀なくされることになりそうだ。

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