ボクシング=田中恒成が世界最速4階級、中谷潤人は3階級制覇

[24日 ロイター] - ボクシングのトリプル世界戦が24日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦では、同級1位の田中恒成が勝利。4階級制覇を達成した。

田中は同級2位のクリスチャン・バカセグア(メキシコ)に3─0で判定勝ち。日本男子では井岡一翔、井上尚弥に続く4階級制覇を果たした。田中は20勝(11KO)1敗。21戦での4階級制覇は世界最速。オスカー・デラホーヤ(米国)の24戦を抜いた。

世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチでは同級1位の中谷潤人が王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に6回TKO勝ちを収め、3階級制覇を果たした。中谷は27戦全勝(20KO)とした。

世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチでは王者の井上拓真が同級9位のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回KO勝ち。初防衛に成功した。井上は19勝(5KO)1敗。

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