JR九州大分支社(大分市)は24日、特別列車で豊後牛の産地を巡る日帰りグルメツアー「おおいた和牛トレイン」を開いた。県内外の計20人が参加し、上質な肉に舌鼓を打った。
ツアーは豊肥線の車両を貸し切り、肉用牛生産の盛んな豊後大野、竹田両市を訪れた。道の駅原尻の滝(豊後大野市緒方町)のレストランでは、豊後牛の最高級ブランド・おおいた和牛の陶板焼きを楽しんだ。
大分駅で式典があり、生産者らの合図で出発した。県豊後牛流通促進対策協議会幹事で肥育農家の浦田忠治さん(50)=宇佐市院内町副=は「認知度向上につなげたい」と話した。
家族3人で乗車した大分市大在中央の会社員佐藤了平さん(42)は「おいしさに感動した」と喜んだ。