「ソフトで飲みやすい」 羽田国際線で泡盛フェスタ、25銘柄を出品 外国人観光客ら飲み比べ

試飲コーナーで泡盛を飲む外国人観光客(右)=23日、東京・羽田エアポートガーデン1階のイベント会場「グランドホワイエ」

 【東京】日本の玄関口で外国人に泡盛をPR-。「羽田空港泡盛フェスタ2024」(主催・沖縄国税事務所)が23、24の両日、羽田空港の国際線ターミナルに直結するイベント会場で開かれた。泡盛メーカー13社が約25銘柄を出品。琉球舞踊や三線を披露するステージも設置し、外国人観光客に泡盛と沖縄の魅力をアピールした。

 米シアトルから訪日したピーター・ドマンさん(64)は、試飲コーナーで各社の味を飲み比べた。「泡盛は初めて飲んだ。シャープな味わいがあれば、ソフトで飲みやすいものもあるね」と違いを楽しんでいた。

 沖縄国税事務所の伏見建二酒類業調整官は「コロナが落ち着き、インバウンドの観光客が急増している。泡盛を海外へ訴求して認知度を高める機会にしたい」と力を込めた。

 近接するホテルヴィラフォンテーヌではバーやフロントで泡盛を扱ったり、客室で泡盛のプロモーション映像を放映するイベントを、3月10日まで続ける。

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