「日々の暮らしに漆を」 フォーク・スプーン・はし 職人による木とのコラボ 那覇市で27日まで

 那覇市首里山川町にある琉球漆器の老舗「角萬漆器」と、久米島町の「五え松工房」の宮良耕史郎氏が、「日々の暮らしに漆を」をテーマに、フォークやスプーンなどのカトラリーを共同で初制作した=写真(提供)。

 宮良氏がかたどった木地に、職人が漆を施した。角萬漆器と那覇市牧志にあるRENEMIA(レネミア)で27日まで展示販売している。24日は角萬漆器に併設するCAFE角萬で特別メニューが楽しめる。

 角萬漆器6代目の嘉手納豪氏は「人と自然素材で生まれた暮らしの道具を、ぜひ手にとってほしい」とアピールした。

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