ケビン・デュラントがサンズでの現役引退の可能性に言及「現時点ではイエス。でも、何が起こるか分からない」

フェニックス・サンズのケビン・デュラントはキャリア17年目を迎えており、35歳の年齢を考えると、現役引退の日も徐々に近づきつつあると言える。そのなかで、サンズで現役を終える可能性について、「現時点ではイエス」としつつも、「何が起こるかは分からない」と語ったという。『ESPN』のマリカ・アンドリュース記者が伝えた。

2007年にプロ入りしたデュラントはこれまで、オクラホマシティ・サンダー、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ブルックリン・ネッツ、サンズに所属し、計1036試合でプレイ。ウォリアーズではステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンと強力カルテットを形成するなかで、17年、18年にはリーグタイトルとファイナルMVPを手にした。

昨年5月に現役を引退したカーメロ・アンソニーを抜き、歴代9位の通算2万8296得点を記録するデュラント。サンズとの現行契約は2025-26シーズン終了までで、満了時には37歳となっている。

少しずつ引退の時が近づくなかで、サンズでの現役引退の可能性を問われたデュラントは、サンズへの忠誠心を示しつつも、明言は避けたという。

「現時点では『イエス』と言うだろうけど、それは言葉のあやで、何が起こるかは分からない。フェニックスでプレイするのは好きだし、ファンのことも、街のことも好きだ。ここにいることで、自分たちの使命が何か、街の人たちがどれだけ自分たちのチーム(サンズ)を大切に思っているかがわかった。フェニックス・サンズの歴史を理解するようになって、その一員であることを嬉しく思う。いつかフランチャイズ(に貢献した者に贈られる)のリング・オブ・オナーを受け取りたい」

ネッツではトレードを要求してサンズへ新天地を求めた経緯もあるだけに、デュラントが引退の時までにどのようなキャリアを歩むのか、今後も目が離せない。

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