町田ゼルビア、黒田剛監督のサッカーが賛否両論で物議に。時間稼ぎや…

黒田剛監督 写真:Getty Images

初のJ1に挑む町田ゼルビアは2月24日、明治安田J1リーグ第1節、町田GIONスタジアムでガンバ大阪と対戦。1-1の引き分けで両者が勝ち点を分け合う形となった。同試合の入場者数は13,506人でスタジアム最多記録を更新。そんな中、町田を率いる黒田剛監督の繰り広げるサッカーがSNSで賛否両論となり、物議を醸している。

試合では、町田のキャプテンマークを巻いたMF仙頭啓矢が、60分に2枚目となるイエローカードを貰い、レッドカードを受けて退場に。また1-1で迎えたアディショナルタイムには、GK谷晃生が遅延行為でイエローカードを受け、その他にも手を使うプレーや足裏を見せるプレーで相手選手を倒す場面が複数回見られた。

これに対しSNSでは「荒いプレーや時間稼ぎはもはや当たり前。これはめちゃくちゃ腹立つな」「町田ってロングスローしかしないの?」「こういうサッカー嫌い」という意見が挙がっている。

その一方で「町田のサッカーははっきりしてる。黒田監督のメッセージしかり。勝つためなら良いと思う」「個人的には好き」というコメントも寄せられており、賛否両論となっている。

昨シーズン就任1年目でJ2を制覇した同監督を巡っては、高校サッカーの名門として知られる青森山田高校を率いていた際にも、ロングスローやロングボールを多用するサッカーがSNSで度々議論となっていた。それはプロの世界でも変わらないようだ。

開幕戦で勝ち点1を獲得した町田は次節(3月2日)、豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦する。

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