甘酸っぱい梅グミをいかが? 長崎・島原城内の梅の実が菓子に 築城400年記念で発売

見頃を迎えた梅の花を背に、「梅グミ」を手にする島原観光ビューローの担当者=島原城

 島原城(長崎県島原市城内1丁目)を運営する島原観光ビューローは築城400年を記念し、城内に約300本ある梅の実を使った新たな土産品「梅グミ」を発売した。
 同城の梅を使った菓子としては、2022年に発売した梅ドロップスに続く第2弾。梅グミは専門業者に委託して、昨年5月に収穫した梅の実約250キロの一部を使った梅シロップを加工。甘酸っぱいピンクのハート形に仕上げた。1袋に個包装のグミ8個入りで価格は260円。初回生産分は630袋を用意している。
 7日に先行発売した島原城本丸売店のほか、島原駅や島原港など市内4カ所で14日から販売している。
 島原観光ビューローの担当者は「ピンクの色は、お城の紅梅をイメージした。梅の花の季節が終わっても通年で梅の風味を楽しんでもらえたら」と話している。

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