今夏レアル退団濃厚のモドリッチ、古巣ディナモ・ザグレブが復帰画策か

ルカ・モドリッチ 写真:Getty Images

ディナモ・ザグレブ(クロアチア1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)の獲得に興味を示しているようだ。クロアチア『24sata』が伝えた。

2012年夏にトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)からマドリードに加入以降、チームの心臓としてラ・リーガ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などクラブの複数タイトル獲得に貢献し、個人としても2018年にはバロンドールを受賞したモドリッチ。今季はここまで公式戦28試合の出場で1ゴール4アシストを記録している。

イングランド代表MFジュード・ベリンガムが加入したことから出番が減っているモドリッチだが、契約満了を迎える今夏にマドリードを退団するとの見方が強まっており、昨夏にもメガオファーを提示したサウジアラビアのクラブやメジャーリーグ・サッカー(MLS)からのオファーも届いているという。

そのなかで、ディナモ・ザグレブの会長であるミルコ・バリシッチ会長は2003年から5年間プレーし、その後はクロアチア歴代最高の選手となったモドリッチの復帰を画策している模様。すでに電話でモドリッチと会談しており、選手サイドも復帰にオープンであることから、今後数週間で交渉を強化していくようだ。

なお、ディナモ・ザグレブには北海道コンサドーレ札幌でもプレーしたMF金子拓郎が在籍。今季のクロアチアリーグでは2試合未消化ながら3位に位置しており、首位のリエカとは6ポイント差となっている。

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