今年初黒星…テン・ハグ監督が勝ち越し点許した場面に「あれはミス」 

ユナイテッドがフルアムに1-2で敗れた。[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドが今年の初黒星を喫した。

新年に入って、公式戦7試合で6勝1分けの負けなしと調子を上げるユナイテッドだったが、24日にフルアムをホームに迎え撃ってのプレミアリーグ第26節では1-2の敗北。リーグ戦での連勝が「4」で止まった。

89分に追いついたものの、後半アディショナルタイムに勝ち越されてのショッキングな敗北。勝ち越しを許した場面は相手CKフラッグ付近から軽々とボールの持ち運びを許してのものだった。

イギリス『BBC』によると、エリク・テン・ハグ監督もクリスティアン・エリクセンとハリー・マグワイアが簡単に突破されての2失点目における対応をミスと断じた。

「あれは(フルアム側の)コーナーからのスローインで、相手にプレッシャーをかけていったのに、1人の選手がポジションを間違ってしまった」

「チームとして管理すべきで、全員が正しいポジションにつかないといけない。相手に逃げ切られてしまったし、避けられるものだった」

「チームは大きなキャラクターを示して反撃し、追いついたのは当然で、勝ちにいった。大きなパーソナリティとキャラクターを示したと思う」

「だが、あれはミスだ。勝ちにいった前のところでチャンスをモノにすべきだった」

この試合では直近の出場した6試合で7ゴールと好調だったラスムス・ホイルンドとルーク・ショーが欠場し、結果としてもその影響を感じさせるが、指揮官は「今日のメンバーなら勝てたはず」と述べた。

「両ハーフともスロースタートだったし、ホイッスルが鳴るときから準備しておくべきだ。それは批判だが、前後半で大きなキャラクターを示してはいた」

今年初黒星は再びトップ4が遠のく痛い1敗に。カゼミロも負傷交代を強いられ、台所事情がさらに厳しくなるユナイテッドだが、28日にノッティンガム・フォレストとのFAカップに臨んだ後、3月3日のリーグ戦次節にマンチェスター・シティと対戦する。

© 株式会社シーソーゲーム