北京市・天津市・河北省の主要都市「1~1.5時間交通圈」構築が加速―中国

北京市・天津市・河北省の主要都市「1~1.5時間交通圈」構築が加速している。写真は河北省唐山市。

河北省が開いた「北京市・天津市・河北省交通一体化の踏み込んだ推進」に関する記者会見で、北京市・天津市・河北省協同発展戦略が実施されてからの10年間、北京市・天津市・河北省交通一体化の展開は深化し続けていることが明らかになった。マルチポイント、ネットワーク状、オールカバーが特徴の総合交通ネットワークがほぼ作り上げられ、北京市・天津市・河北省雄安新区の中心エリア「30分交通圏」、北京市・天津市・河北省の主要都市「1~1.5時間交通圏」の構築が加速している。人民日報海外版が伝えた。

雄安新区とその他の地域を結ぶ主要幹線道路網の整備が加速し、8プロジェクト計573キロがすでに開通している。また、同新区と北京を結ぶ京雄都市間鉄道が開通し、同新区と北京大興国際空港を結ぶ「京雄快線」の建設も着々と進められており、同新区と河南省商丘市を結ぶ「雄商高速鉄道」、同新区と山西省忻州市を結ぶ「雄忻高速鉄道」の建設も本格的に始まっている。

総合立体交通ネットワークの整備も着々と進み、「レール上の北京市・天津市・河北省」の構築が加速している。2014年以来、北京と河北省張家口市を結ぶ「京張都市間鉄道」、北京と河北省承徳市を結ぶ「京承高速鉄道」、北京と河北省唐山市を結ぶ「京唐都市間鉄道」、天津と北京大興国際空港を結ぶ「津興都市間鉄道」など、6鉄道が開通し、北京と天津を結ぶ鉄道は23本に達した。2014年以来、北京と雲南省昆明市を結ぶ「京昆高速道路」、北京と台湾・台北を結ぶ「京台高速道路」の北京市と福建省を結ぶ区間、首都環状線の北京市の密雲区と河北省の涿州市を結ぶ区間、北京と河北省張家口市崇礼区を結ぶ「京礼高速道路」、北京と河北省秦皇島市を結ぶ「京秦高速道路」などのプロジェクトが開通し、北京と天津を結ぶ幹線道路は44本・区間、計2552キロに拡大している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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