オンライン販売、平舘高生が挑戦 商品は生徒製作の「セット」

柿巾着とバジルクッキーのセットを梱包する平舘高の生徒

 八幡平・平舘高(千葉賢校長、生徒130人)の家政科学科2年生5人は、オンラインチャレンジショップを開設し、生徒が製作した柿巾着とバジルクッキーのセットを販売している。

 生徒たちは19日に商品の梱包(こんぽう)作業を実施。丁寧にアイロンをかけた柿巾着と「プレーン」「ソルト」の2種のクッキーを、生徒が文章を考えたお礼のメッセージカードと一緒に段ボールに詰めた。27日から順次発送する。

 同科は地元企業と連携した商品開発に取り組んでいる。柿巾着は2021年度に八幡平地熱蒸気染色(地熱染め)で作ったハンカチのうち、商品化に至らなかった布を活用して製作。クッキーは22年度に地元産のバジルを使い開発した。

 1セット1500円で、売り切れ次第終了する。

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