高校生25万円クーポン、維新案 私立75万円上乗せも、財源課題

 日本維新の会の高校教育無償化推進法案の骨子案が25日、判明した。一律25万円のクーポンを生徒側に支給し、申請が認められた私立に在籍する場合は75万円を上乗せし、計100万円とする。参加する私立は授業料の負担がクーポン額を超えないよう上限を設定。都市部を中心に私立を選択する生徒が増える中、家計負担の地域格差を是正する狙いがある。裏付けとなる財源が課題だ。

 骨子案は基本理念で「経済的な状況にかかわらず、入学する高校を選択できるようにすることで、教育の機会均等を確保する」と規定した。授業料の支払いで余ったクーポンは、入学金や修学旅行の積立金など希望する教育関係費として使えるようにする。

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