ミス慶応→女子アナの候補、ラウンジ勤務理由に出馬断念と告白 国民・玉木代表「法令に抵触」の可能性指摘

国民民主党の玉木雄一郎代表が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、柿沢未途被告の議員辞職に伴う衆院東京15区補選(江東区、4月28日投開票)についてコメントした。

国民民主党は2月8日に、元フリーアナウンサーで外資系ITコンサルティング会社社員の新人、高橋茉莉氏(27)を擁立すると発表していた。高橋氏は2016ミス慶応とミス日本のファイナリスト、セントフォース所属のアナウンサー、アクセンチュア社員という経歴で注目されていた。しかし、25日に自身のXで「ラウンジで働いていた過去」を理由に、党から「立候補取り下げを求められた」と突然明かした。

玉木氏は高橋氏のポスト(25日午後1時の時点で削除されている)を引用。25日未明に「国民民主党はラウンジ勤めのみを理由に立候補の断念を求めるようなことは決してありません。事実関係を整理の上、週明けに正式に説明いたします。」と説明した。フォロワーからの「党内でのコミニュケーションが取れていないようにも思います。」という指摘に対しては「ご心配をかけて申し訳ありません。きちんと整理して説明しますので、お待ちください。少なくとも、国民民主党は、特定の仕事をしていたことで立候補を辞退させるようなことはしません。」と重ねて説明した。

さらに25日午前11時過ぎに「東京15区の我が党の公認候補予定者に関し、法令に抵触するおそれのある事実が明らかになりましたので、明日10:30から選対責任者が会見を開き説明します。」とあらためて報告。高橋氏のポストに問題点がある可能性を示唆した。さらに「なお、国民民主党はラウンジ等に勤務していたことで出馬辞退を求めるようなことはありません。ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません。」と過去の経歴を問題にしているわけでなはいと再度主張した。

(よろず~ニュース編集部)

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